国立広島大学の総合型選抜試験は、「光り輝き入試」と呼ばれ、毎年9月から10月にかけて出願が始まります。
今年度(令和7年入学)入試の募集要項は7月下旬に発表予定ですが、参考までに令和5年度(6年度入学)試験の募集要項と選抜の流れを医学部医学科、保健学科を例にご紹介します。
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自己推薦書は、2種類求められます。スポーツや文化・芸術活動、課外活動、語学能力資格、国際交流、成績など9つの項目の中から該当するものを選びアピールする1/2枚目と、志望学部・学科に「関連して自己アピールできること」を「志望する理由も併せて」述べる2/2枚目(800字〜1600字)をそれぞれ自筆で提出します。
1次書類選考の合否発表は11月初旬です。
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小論文は学科に応じて、その分野に関する課題が課されます。医学科では生命科学の知識や考察力・英語力などが評価されます。保健学科では、論理的思考力、保健・医療従事者に必要な倫理観などが総合的に評価されます。
面接では勉学に対する意欲や各学科での適性、自己推薦書や志望理由に関する質疑応答などが評価されます。
大学入学共通テストの合格基準点はこれまで医学科(720点/900点満点)、保健学科(600点/900点満点)以上でした。
この基準点は、2025年度共通テストの「情報」科目追加に伴い、医学科(1000点満点中概ね8割以上)、保健学科(概ね660点以上)と変更されています。
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広島大学では、総合型選抜においても一部の学部を除き共通テスト受験が課されます。よって、総合選抜入試対策と並行して、共通テスト対策や一般個別試験対策も行っていくことが重要です。
また、字数の多い自己推薦書に志望理由や学問への意欲、自己アピール等をうまく盛り込んでいく工夫も大切です。
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